ホワイトニング

歯の形・黄ばみなど口元にコンプレックスを感じて大きなお口を開けて笑えなかった方が、歯並びや、歯の色を白くすることで、表情がぐっと明るくなり、引っ込みがちな性格まで変わっていくことがあります。 よく噛める、きちんと話せるといった本来の歯の機能回復だけではなく自然できれいな歯」という美しさをも回復することにより、心身ともに健康な自分に戻ることができます。

● ホワイトニングについて

ホワイトニングとは、変色した歯の表面に薬品を塗って脱色しながら色素を取り除いて自然で白い美しい歯に導く治療です。 当院では、特に次のような方にホワイトニングをお勧めしております。

年齢を重ねるとともに、徐々に歯の色調が濃くなります。歯の表面を覆っている透明のエナメル質が磨耗し、その下の層にある黄色の象牙質の厚みが増してくるので、歯は黄褐色が強くなってしまいます。

コーヒー・お茶・カレー・醤油・タバコ等、着色性の強い飲食物を長年摂取することで歯は次第に黄ばんできます。表面の汚れでしたらクリーニングで取れますが歯に染み込んだ着色は取りにくいのです。

髪の毛や肌の色が人それぞれ異なるように、なかには遺伝的に歯の色が黄色っぽい方がいます。


● 当院のホワイトニング

当院のホワイトニング治療には、専門の教育受講を受けたホワイトニングコーディネータースタッフがつきます。少しでもご不安な点などございましたらお気軽にご相談ください。分かりやすく丁寧にご説明いたします。
 治療費については、以下のようになります。

●マリンFAPホワイトニング

98,000円

(60分×5)

 ※原則5回パックとなっており、1回毎の場合は21,000円になります。

● オフィスホワイトニング(マリンFAPホワイトニング)

歯の表面に漂白薬を作用させて白くする方法は、歯に対するダメージが最も少ない方法として現在注目されております。 当院で行っているFAPホワイトニングは、エナメル質表面の汚れを分解除去して歯のカルシウムと強化カルシウム(フッ化アパタイト)を一体化させる方法です。 一般漂白法と比べて、表面が滑らかに白くなるため効果は長期間維持でき、フッ素により資質強化されるためムシ歯予防効果も期待できます。

 

現在のご自身の歯よりは白くなることは約束できますが「どの程度白くなりますか?」という質問に関しては、個人差もあり治療後の白さを明示できないのが現状です。特に変色の濃い歯や表面に縞模様のある歯エナメル質形成不全で表面がデコボコしている歯の方は、きれいな白い歯にはなりにくい状況です。 また、エナメル質の白濁はとれません。そのため、滑らかに白く輝く白い歯を求めている方は、人工歯による改善を行ったほうがより美しい歯になる場合もあります。

 

けれども天然歯に勝る人工歯はありませんので、できる限りご自身の歯を白く輝かせ一生自分の歯で人生を支えて頂きたいと考えております。そのためには納得のゆくまでカウンセリングを受けて頂き、充分理解いただいた上で漂白治療をお受けいただきたいと存じます。 充分にマリンFAPホワイトニングの素晴らしい特徴を生かす為に5回以上の施術をお勧めしております。

※ホームホワイトニングとマリンFAPホワイトニングの併用又は、マリンFAPホワイトニングの後にホームホワイトニングをされるのは避けた方が良いです。

● FAPホワイトニング症例

通常のホワイトニングであれば適用範囲外と伝えられることが多い症例をいくつかご紹介しております。治療のご参考にお考えください。

 

↓症例はコチラから↓

● マリン歯科FAPホワイトニングのよくある質問

Q1. どうして歯の色が悪くなるのか?

A1. 白くて透明(性格には半透明)なエナメル質から、象牙質(淡黄色)の色が透けて見えるために、歯の色は若干黄ばんで見えます。 そのため、エナメル質が薄かったり、象牙質の色が濃いと歯の色が黄色く見えます。薬の副作用により象牙質が着色し、歯が黒く見えるテトラサイクリン歯などもあります。

Q2. ホワイトニングをするとなぜ白くなるのか?

A2. 一般的な歯の漂白治療法は、エナメル質表面を覆っている着色汚れを、漂白薬を塗って分解させて白くします。この方法で白くすると、歯の表面に細かい凹凸ができスリガラス状になります。そのためざらついた凹凸部分に光が当たると光はあちらこちらに散乱(乱反射)し、歯がより白く見えると言われています。
簡単に言うと、歯の表面に細かい凹凸をつくり、スリガラス状にざらざらにして、内部の変色が見えないようにするというメカニズムで歯を白くみせています。
しかし、この一般的な方法は歯の表面を凸凹にしてしますので、そこに汚れがつきやすくなるために色の後戻りもしやすい上、凸凹のざらついた部分がむき出しになるため、酸などの影響を受けやすくムシ歯のはじまるポイントになってしまいます。 こういった問題点を解決し、歯を白くしながら強化するホワイトニング法として開発されたのが、FAPホワイトニング法です。 FAPホワイトニング法では、歯のエナメル質表面に、歯や骨を作っているのと同じカルシウム(白)を補い歯と一体化させることで歯を白くします。また、このFAP漂白薬は強化カルシウムを使って漂白するために、ムシ歯になりにくい歯になります。

Q3. FAPホワイトニングの治療法は?

A3. 歯肉の保護ワックスを歯茎にぬります。歯の表面にFAPホワイトニング薬剤をぬり15分作用させます。(通常これを2回繰り返します。)1回の全工程に要するのは約1時間となります。

Q4. 期間は?

A4. 1週間に1回のペースで来院して頂き、これを5回~10回繰り返します。通常は5~10週間です。 急ぐようであれば調整もいたします。しかし、ご自分のペースで無理は禁物です。

Q5. 費用は?

A5. 歯や骨と同じ素材を使いますので、料金は高めかもしれません。多くが5回やることにより満足のいくFAPホワイトニングの特徴が発揮できる状況になることから、5回1セットをまずされることをお勧めしています。1セット¥98,000となっています。1回からも可能です。

Q6. 歯に悪くないですか?

A6. 一般的な方法では、歯の表面をスリガラス状にして白くするので、歯の表面に汚れがつきやすく、酸や糖にさらされてしまいます。そのためには歯は少なからずダメージを受けます。
しかしFAPホワイトニングは、ホワイトニング前よりもエナメル質表面が滑らかくなり、ムシ歯予防効果のあるカルシウムを使って白くしますから、歯の健康にとっては良いものです。

Q7. 体に影響はありますか?

A7. 漂白治療後、歯についている薬はきれいに拭き取るので体内に流れる心配はありません。万一飲み込んでしまっても、基本的にカルシウムですから自然に排泄されます。妊娠中・授乳中の方はなるべく避けた方がよさそうです。

Q8. 色の後戻りはありますか?

A8. 一般的な方法では、漂白により歯の表面は凸凹になります。そのため、ざらついた凹凸部分に着色汚れがつき色の後戻りがおこります。 しかし、FAPホワイトニングは表面を覆っているカルシウムが保護してくれてるので着色汚れはつきにくいため、漂白効果がなくなり元の色に戻ることはありません。

Q9. アフターケアについて

A9. 漂白治療を受けた、受けていないにかかわらずクリーニングやホワイトニングケアで着色汚れをこまめに落とす必要はあります。 歯も皮膚と同じで年齢と共につやもなくなり、くすんできます。ですから今の白さを保つためにも、定期的なお手入れをして頂きたいと思います。術後の食事で特に避けなくてはいけないものはありませんが、冷温度差のあるものは温敏症が持続することもあります。

Q10. 痛くないですか?

A10. 基本的に治療中の痛みはありません。終わってから2~3時間後にスースー、シクシクしみるように感じる場合もあります。治療当日は冷たいもの、熱いものは避けてください。

【1】ムシ歯がある場合、しみることがあります。
⇒痛みがあるときはホワイトニング前に治療します。それ以外はムシ歯部分を覆いFAPをします。FAPが終了したら、白く変化した色に合わせてムシ歯治療を行います。

【2】歯の先端が磨り減っていたり、歯肉が下がっている歯ぐきなどの部分は、薬がつかないようガードしてからFAPをします。

【3】ホワイトニングをする前に知覚過敏がある場合
⇒知覚過敏処置を同時に行います。

【4】下顎前歯はエナメル質が薄いため鈍痛が生じる場合があります。

【5】極まれに翌日まで痛みが続く場合
⇒1回の通院で15分を1回だけにするなどして痛みの緩和対策を行います。