診療について

ご来院された際は、まず一般歯科で診療を行います。 当院では十分な検査・カウンセリングを行い、患者様のお口の状態をしっかり把握した上で治療にあたり、より安全で正確な治療に努めております。

● こんな症状ありませんか?

歯の症状が気になっているけど、なんとなく放置してしまっている…
そんな方はいらっしゃいませんか?どんな些細な点でも、放置してしまうと後で痛い目にあってしまうものです。是非、早い段階でお気軽にご相談ください。一緒に問題を解決していきましょう。
下記に症例について詳しく掲載しております。ご参考ください。

● 歯の構造

歯はエナメル質、象牙質、歯髄、セメント質の組織から形成され、歯周組織(歯肉、歯根膜、歯槽骨)に歯を支えられています。 そして歯の中心部には歯髄腔と呼ばれる洞窟のような部分があり、神経と呼ばれる歯髄が通っています。ムシ歯の痛みは、エナメル質や象牙質を破壊しながら侵入してきたムシ歯菌が歯髄に攻撃をあたえ起こるものです

エナメル質 歯の表面を覆っており、人間の体の中で一番硬い組織と言われております。この固さはほぼ水晶と同じ硬さがあります。また熱などの外部刺激を伝えにくいという特性を持っており、歯髄を守る働きをしています。
象牙質  エナメル質の内側にあり、歯の大部分を占め、歯を形づくる組織 です。 象牙質には象牙細管という細い管が通っており、管の中は組織液で満たされています。そのため、とてもやわらかい組織で、ムシ歯菌がここに達すると進行が一気に早まります。
歯髄 歯の神経と呼ばれる組織です。神経線維や細い血管やリンパ管などが集まっていて、歯に酸素や栄養分を運び、排泄物を取り除いたりするとても重要な働きをしています。 そのためムシ歯が進行し歯髄まで達してしまうと、歯に酸素や栄養運ばれず、歯の寿命が短くなってしまいます。
セメント質 歯根部表面を被っている組織です。歯根膜によって歯槽骨と歯を結合しています。骨と同じくらいの硬さですが、歯周病によって慢性炎症を起すことがあります。
歯根膜 歯根と歯槽骨の間を結び付ける繊維性の結合組織を主体とした組織です。噛む際に加わる力を調節する働きをしています。歯周病などにより破壊されると、歯周病ポケットの出来る原因となります。
歯槽骨 歯を支えている顎の骨です。歯周病などにより破壊されると、歯が抜ける原因となります。また、一度破壊されると修復に大変な時間がかかります。