レーザー治療

レーザー治療を受けることによって、痛みの軽減、止血、殺菌効果が期待できます。また治療中だけでなく、治療後の痛みや腫れをも抑えられるのが特徴です。ムシ歯治療から歯周病治療、審美歯科、口内炎の治療など様々なケースで活躍します。
さらに、口腔内及び人体に対する安全性は十分立証されており、妊婦の方やペースメーカーの方でもご安心して治療を受けて頂けます。

● 最新レーザー機器のご紹介

当院は、「YAGレーザー」「炭酸ガスレーザー」の2種類の最新のレーザー治療機を導入し、症状に合わせて使い分け、患者様の負担軽減に努めております。治療の際にご不明点などございましたらお気軽のご相談下さい。

YAGレーザーの波(1064nm)は体内の水分や血液に吸収されにくく、組織の内部まで浸透する性質をもっています。しかし、インパルスデンタルレーザーは連続波ではなく、パルス発振の照射方式を採用することにより、照射による熱の深達度を制御することが可能になりました。これにより、熱作用による影響や危険性が少ない状態での切開、止血、凝固、蒸散を行うことが可能であることが証明されています。
また、接触および非接触にて、レーザー照射することが可能です。歯周疾患への応用、アフタ性口内炎、メラニン色素沈着への処置など、さまざまな症例に応じて使用することができます。

レーザー治療は歯科治療の中でも、最先端の治療法と言われています。当院では炭酸ガスレーザーを導入しています。炭酸ガスレーザーは、治療時に痛みが少なくて済み、不快な音もなく振動もありません。 そのため、ある程度の治療が麻酔なしで行え、さらには菌の抑制にも繋がるためムシ歯治療はもとより歯周病全般にも使用されます。

 

レーザーを使用することで切開の必要なく歯周病菌を除去でき、さらに弱ってしまった歯肉の血行を回復することができます。当院ではブラッシング指導、歯石除去や他の歯周病治療と併行してレーザー治療を行います。

● 歯科レーザーの主な治療法

ムシ歯を取り除いた後に、残っている細菌をレーザーで殺菌します。また、その上にフッ素を塗ることで、歯の再石灰化によってムシ歯の再発率を減らすことができます。

 

炎症がおこっている歯周ポケット内の中の悪い部分を焼いて蒸散します。歯と歯茎の間にレーザーを照射する事で、膿の排出が促進したり、弱っている歯茎の血行を良くしたりと、健康な引き締まった歯茎を再生することができます。

 

知覚過敏の原因は、歯の神経である象牙細管まで空いてしまった穴です。レーザーを照射する事で、歯の表面を薄い膜でコーティングしてくれます。これによって、歯が保護され象牙細管までしみるのを軽減することができます。

 

神経の中をきれいに殺菌して、炎症を早く鎮めます。以前は治療の難しかった根の先まで確実に掃除をする事ができるので、先端にできてしまった膿の袋もきれいに治すことができます。

 

メラニンによって黒ずんだ歯茎の表面を蒸散します。治療後には、新しく表面を覆う皮が再生されて、キレイな歯茎にすることができます。